地元だから、いつでも行けるだろう・・・、と思いながら、数年たっていた。
神武天皇の兄、彦五瀬命がここで亡くなり、墓が作られたとされる竈山神社。
この事は、古事記にも記されているらしい。
狛犬が少し珍しい。
口を開けた「阿」(あ)と、 口を閉じた「吽」(うん)の違いだけではなく、片方に角があり、耳の形も違う。
狛犬のルーツは、スフィンクスとも言われているが、この事にもこだわると一生かかりそうだ。
名前もわからないが、境内にとても美しい木があった。
中学校に通う頃、部活(野球部)でここまで往復約12キロ走り、証拠として境内の石を一つ広い、コーチに持ち帰った記憶があるが、辛い時は、3分の1ほどの所にある日前宮でサボり、そこの石を持ち帰った。
楼門から見える美しい拝殿。
日前宮と、この竈山神社、そして伊太祁曽神社は、元々、三社参りのための鉄道として作られた貴志川線でつながっている。
ちなみに、この貴志川線の終着駅である貴志駅の駅長は、最近フランス映画にも出演した「たま」という名の猫だ。
少し恥ずかしいが、私の自宅の最寄りの駅はここになる。
神社を撮っているよりも、「たま」の写真を撮った方が儲かりそうだ。
撮影は、本日。
次回へ続きます。