旅の写真「橋杭岩」

決して更新作業に困っている訳ではないが・・・、「旅の写真」というカテゴリーをひとつ増やした。
仕事などでのロケ先で、旅気分で撮影したスナップや風景写真を掲載できればと思っている。

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観光地として有名な、橋杭岩。

今年2月、パワースポットを求め、本宮、那智、速玉の三社に行った際に少し足を伸ばして撮影した。
ここもある意味、立派なパワースポットである。
観光の仕事で何度か撮影しているが、仕事の制約がない中でぶらっと訪れ撮影するのは気分が良い。 

橋杭岩。
和歌山県東牟婁郡串本町。

紀伊大島方面へ南西一列におよそ850メートルもの長きにわたって大小約40の岩が連続してそそり立っており橋杭岩とはその岩の総称なのである。
 〜wikipedia

パワースポット「神々の庭」三輪山

この日の事はよく覚えている。
天候は良くなかったが、三輪山の夜明けに間に合うように、早い時間から車を走らせた。
現地に着くと、予想通り曇天で、今にも大粒の雨が降りそうだった。
予め決めておいた場所から三輪山を見るとほとんど雲で見えない。
そして雨になった。

頭の中には、美しい朝焼けの中の三輪山を描いていたため、別の日に出直そうと思い引き返し始めたが、ふと下調べで、三輪山を歌った万葉集の中に、雲が登場していた歌があった事を思い出した。
資料として車に積んでいた万葉集のコピーを見てみた。

KumonoMiwayama_R64

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなも 隠さふべしや

                    額田王(ぬかたのおほきみ)

解釈は資料により違うが、
この地から離れるため、三輪山を見れるのもこれで最後なのに、雲で隠れて三輪山が見えない。
雲はなんと無情なのか・・・。といった感じだ。

この人もカメラマンだったのかも知れない。

とすれば、今日はその情景の日である。
雨の降る中、撮影ポイントに戻った。
1時間ほどすると、雨が止み雲が流れ始め、麓から山が見え始めた。

KumonoMiwayama_R64+1

三輪山( 北緯34度32分6秒)。
撮影は、2006年12月。

パワースポット「神々の庭」三輪山麓から見た二上山

二上山は、雄岳(画面右517m)と雌岳(画面左414m)がある。

Futagami_pp-131

奈良側から見ると、ちょうどこの付近に太陽が沈むため、古来より神聖な山岳とされてきた。

また雄岳の位置が、北緯34度31分(近接)であるため、三輪山から「太陽の道」の目印ともされる。

パワースポット「神々の庭」葛城山から見た龍門山

この「葛城山」とは、奈良と大阪の間にある「大和葛城山」の事ではなく、和歌山と大阪の間にある「和泉葛城山」の事だ。

葛城山から南側を見ると、龍門山が見える。

Ktsuragi_Yoitoko_0011
飯盛山(左のピーク)と龍門山。
画面右、遠くに見える山は、生石ヶ峰。

撮影地点の葛城山は、標高約860m、龍門山は約756mなので、少し見下ろす事になる。

撮影は、今年の1月。(雪は無し、笑)
 

花の写真 道路脇で

昨日、道路脇で見つけ動画で掲載した黄色い花は、ネット上の情報から名前は、キヌガサギクというようだ。

KinugasaKiku_PP180 G9で撮影。

花の写真は、クローズアップレンズなど、それなりの機材と美しい花(被写体)があれば、あまり頭を使わなくてもキレイな写真が撮れる。

でも広角レンズなどを使い、周囲の環境まで含めると難しくなる。

KinugasaKiku_PP185 G9で撮影

花の生き方と、人々の生活とのつながりを写真取材したいと思っている。

 

 

パワースポット「太陽の道」長谷寺 Ⅱ

さらに徒歩で上に上に、

SunRoad_Hasedera_sarashinimaite_04

いつのまにか、かなり標高の高い所まで来ている。

SunRoad_Hasedera_Renzu1ppom_088

弘法大師御影堂。

SunRoad_Hasedera_510no10_089

さらに奥には、小さな五重の塔がある。

さて、今回の長谷寺を含める「太陽の道」は、写真家の小川光三さんが発見したとされている。
引用
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小川光三さんは試しに、一直線に並んでいる三輪山と多神社を結んでできた東西線を、さらに左右にのばしたところ、西は古代天皇家の古墳群、東は長谷寺(はせでら)や伊勢の斎宮(さいぐう)あとなど、重要な古代遺跡の上を通過する北緯三四度三二分のラインがあらわれた。小川さんはこれを「太陽の道」と名づけた。なぜなら、伊勢の斎宮は太陽である天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする巫女たちがいた宮殿だし、長谷寺には毎日、真東の山を拝む「与喜山礼(よきさんらい)」があるなど、太陽信仰のあとが生々しく残っていたからだった。
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淡路島にも伊勢と言う名を残す場所があり、その場所と、三重県にある伊勢の斎宮とはほぼ同じ北緯三四度三二分のライン上にある。
以前からこの事にも興味があり、仕事で小豆島に行った際に調べてみると、偶然かも知れないが、やはり同じライン上に重要な遺跡や古墳がいくつかあった。

古代では重要だった(現在もだが)種をまく時期など、農耕と太陽が関係しているのでは、、とされているようだ。