「太陽の道」とは、伊勢にある斎宮から淡路島の伊勢の森までの、北緯34度32分上にあるの聖線(このライン上に三輪山を始め、多くの古墳や遺跡が並んでいる)の事である。
検索すると多くの情報が出てくる。
長谷寺は、奈良県桜井市、三輪山の東にあり、その位置は、北緯34度32分9.22秒、東経135度54分24.57秒。
登廊(重要文化財)。
説明では、399段。
かなりの高さまで歩く。
続く。
丹生都比売神社、伊太祁曽神社など池のある神社は多いが、この池とその周辺は魅力を感じる。
新緑のこの時期もいいが、秋の紅葉が素晴らしい事は容易に推測できる。
この近所で暮らしている人達がうらやましく感じる。
秋になるとこの近所の人は写真を撮るべきだ。
参道のすぐ傍にグラウンドがあり、そこで少年野球の試合が行われていた。
私を含め、神社にお参りに来た人からすると、この賑やかさはかなり気にかかるのではないか、そう思いながら試合を見ていると「おう、ナイスバッティング!」といつの間にか引き込まれていた(笑)。
コーチを中心として、グラウンドに入る前には少年達が参詣しているという噂も聞いた。
今度はその写真を撮りに来よう。
地元だから、いつでも行けるだろう・・・、と思いながら、数年たっていた。
神武天皇の兄、彦五瀬命がここで亡くなり、墓が作られたとされる竈山神社。
この事は、古事記にも記されているらしい。
狛犬が少し珍しい。
口を開けた「阿」(あ)と、 口を閉じた「吽」(うん)の違いだけではなく、片方に角があり、耳の形も違う。
狛犬のルーツは、スフィンクスとも言われているが、この事にもこだわると一生かかりそうだ。
名前もわからないが、境内にとても美しい木があった。
中学校に通う頃、部活(野球部)でここまで往復約12キロ走り、証拠として境内の石を一つ広い、コーチに持ち帰った記憶があるが、辛い時は、3分の1ほどの所にある日前宮でサボり、そこの石を持ち帰った。
楼門から見える美しい拝殿。
日前宮と、この竈山神社、そして伊太祁曽神社は、元々、三社参りのための鉄道として作られた貴志川線でつながっている。
ちなみに、この貴志川線の終着駅である貴志駅の駅長は、最近フランス映画にも出演した「たま」という名の猫だ。
少し恥ずかしいが、私の自宅の最寄りの駅はここになる。
神社を撮っているよりも、「たま」の写真を撮った方が儲かりそうだ。
撮影は、本日。
次回へ続きます。
昨年1月にクラブゼロで掲載した、シリーズ「予感」からのバックナンバー。
高速道路を移動中に不気味に思えるほどキレイな空に遭遇した。
いつもの様に助手席から両手でしっかりと構え撮影した。
撮影は、2006年の9月。