誰でもかも知れないが、写真を始めた頃から、キレイな空を見ると写真を撮りたくなる。
海は、海まで行かないと撮れないが、空はどこにでもある。
だから世の中には、キレイな空の写真がいっぱいあるはず…。
また空の写真の写真を撮ろうとしている…、撮ってどうなる…。
でもやっぱりまた撮ってしまう。
これも昨年のちょうど今頃。
自分で撮影した過去の画像をこうして再度見てみると、当時の自分がよく見える。
今振り返ってみると、ちょうどこの頃は、モノの存在(感)について、それまで以上に意識し始めた頃。
その自分の感覚を写真で表現するために、カメラの位置や構図をいろいろやってみる。
何十年写真を撮っていても、やってみないとわからない事がまだまだある。
今思い起こすと、自分の感覚では、もっとこの花の存在は大きかったはず。
動画であれば、花のアップを撮影後、ズームバックして全体を表現すれば、自分の印象に近づくのだが。
またもう一度、行ってみようか…。
※バックナンバーは、過去にClubzeroに掲載した中から、個人的に印象深い画像を再度ここでアップするものです。
宝生院のシンパク。
シンパクというのは、中国産のモノを言うらしく、日本産の野生種は、イブキやビャクシンと言うらしい。
実際には後者らしいので、宝生院のイブキと呼ばれるのが正しいのかもしれない。
ネット上の一般的な情報より、大きさは、幹周り21.3m・樹高25mで、地上1mのところから三方に裂開したように支幹が出ている。(※この写真に写っている2方向に分かれている所で、地上から2m以上ある。)
それらの元の部分の幹周りは、西向き6.2m・南向き7.8m・北向き7.3mで、 東西24m・南北23mに枝を広げ、樹齢は、1500年と推定されるが、樹勢はまだまだ旺盛である。
この存在が、お寺ではなく、神社の境内にあれば、「神木」としての知名度はもっと高くなっていたかも知れない。
応神天皇がお手植えなられたという伝説もある事から、八幡宮として、小さなお社でもあれば…とも考えてしまう。
(※深く取材している訳ではないので、既にそういう扱いになっているかも知れませんが。)
パワースポットという言葉は、あまりぴんとこないが、他に当てはまる言葉がない。
仕事で三輪山や大和三山の撮影をした事がきっかけで、それ以来、神社や由来のある場所へ行ってみたくなった。
この1年半ほどで訪ねた場所を書き出してみた。
奈良
三輪山、大和三山(香具山、耳成山、畝傍山)、長谷寺、藤原宮跡、明日香村、石上神宮、天河神社、吉野水分神社、吉野神宮、勝手神社、金峰山寺、高鴨神社、etc
滋賀
石山寺、日吉大社、建部大社、延暦寺、etc
京都
出雲大神宮、伏見稲荷神社、平城京跡、下鴨神社、清水寺、etc
和歌山
丹生都比売神社、宇賀部神社、藤代神社、熊野三山(本宮大社、速玉大社、那智大社)、神倉神社、日前宮、熊野古道紀伊路、九頭神社、船戸山古墳、大谷古墳、三船神社、etc
三重
伊勢神宮
小豆島
阿豆枳神社、宝生院のシンパク、まつたけ岩、etc
そしてまだまだ行ってみたい場所がたくさんある。
昨年は、仕事人生で一番忙しかった年でもあったのに、これだけの場所を回った。
それがパワースポットなのだろうか(笑)。
写真は、小豆島の松茸岩。
観光の仕事でお邪魔した際に撮影した。